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イチゴ栽培からITエンジニアへ転職成功!入社後1年でリーダーとして活躍!
IoTを活用したイチゴ栽培から、ポテパンキャンプを受講し、株式会社ドクタートラストのエール事業本部システム部でエンジニアとして活躍する卒業生の塚田 治幸様にお話を伺いました。
SPEAKER
塚田 治幸
29歳でイチゴ栽培の仕事から、ポテパンキャンプを卒業して、株式会社ドクタートラストにてWebアプリ開発やスマホアプリ開発を幅広く担当するITエンジニアへ。
イチゴ栽培から、ITエンジニアへ転職成功!
2022年9月に入社したので、ちょうど1年になります。楽しく働かせてもらっていて、エンジニアは割と天職だなと思っています。
主な業務は3つ、自分でコードを書く、人のコードをレビューするコードレビュー、ベトナムの開発の舵取りです。時間の割合は、自分でコードを書く時間よりも、コードレビューとベトナムからのプルリク確認などの方が多いコードレビューの方が多いですが、時期や日によって変わります。1日中ベトナムの開発関連のやりとりをすることもあります。
企画のチームから出てくる企画に対する要件の定義、ベトナムへ要件の伝達、ベトナムで進む開発の進捗や内容確認、コードの動作確認、完了したら企画にまた確認してもらって・・・と、舵取りをし続けながら、自分のコードを書く、タスクを進める、という仕事の日々です。私はこの舵取りが全く苦じゃないのでこの業務ですが、人によってはずっとコードを書いていますし、アプリ側の専属開発をしている人もいたり、ウェブ側の開発には私の上司や私も入っていたりと、システム部の中でもメンバーごとに仕事内容や動きが違います。
2023年9月からはアプリ開発にシフトしています。まさか1年で新しいキャリアを積ませてもらえると思っていなかったので喜びが大きく、アプリの言語(Dart/Flutter)を学習しながら日々楽しくやっています。
現在のエンジニアとしての働き方などについて教えてください。
弊社は企業に対してストレスチェックなどの提供元なので、その会社の社員は対外的な見え方としても、ストレスを抱えていない方がいいですよね。残業は基本的にない文化ですし、する場合でもサービス残業はありません。
制度では、ジム費用の補助、自宅から徒歩通勤の人は徒歩への補助と、家賃への補助が出ます。
年収も上がり、残業も減り、好きなことを仕事にできている実感
前職は地域おこし協力隊です。地域おこし協力隊の給与は調べてもらうとわかりますが、全く高額ではありません。年収300万円前後で、新卒で入社した時の年収よりもかなり下がっています。この職歴を2社目として、現在を3社目とすると、2社目の年収よりも上がっています。
また、1社目と現在の3社目の年収を比較しても、1社目よりも上がっています。
1社目と現在の3社目の働き方を比較すると、全然違いますね、今はとても良くなりました。1社目では、日付が変わるまで仕事をすることが年に何度かありました。今はそんなことはまずないので、働き方は大きく変わって、かなり改善したと言えます。
エンジニアになって、具体的にこう良くなった、こう変わった、って説明は難しいですが、ポテパンキャンプさんに受講料を払って、コーディングが楽しいことに気づけて、仕事にした結果やっぱり楽しいなとわかって、好きなことを仕事にできています。
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください!
これまでの経歴は特殊だと思います。元々新卒で食品メーカーに入社し、営業をしていました。営業のほとんどが家庭向け商品をスーパーに対して販売する業務を担当していましたが、私は企業のオフィスに対して販売する特殊な商流を担当していました。
COVID-19の流行でコロナ禍になってしまって、企業に従業員が出社しなくなったので備品も必要ないということで売り上げも落ち込みました。買う人がいなければ売れない、安くしても従業員が出社しないから必要がないので企業も買わない、という状況で、私も上司も会社も、どうしようもできません。仕事が減ったことで残業も減っていき、自身の今後について考える時間が増えました。
この状況で、勢いで転職しました。元々農業に興味があり、地域おこし協力隊として北海道に赴任して、イチゴ栽培の立ち上げに関わったんです。IoTを活用した栽培をしており、栽培に関するデータの多くをiPadを使ってGoogleドライブで管理していました。その中で、手動だととても時間がかかる作業があって。どうにかならないかと思って調べていたら、GASのコードを書いたQiitaの記事が出てきました。そのコードを使ったら、それまで苦労していたものがすぐに動くようになって、プログラムってすごい、コードって素晴らしい、と思ったんです。
仲の良い先輩がポテパンキャンプ卒業生のエンジニアだった
私はゲームが好きなのですが、今でも大学の友達と同じゲームにログインして、ボイスチャットをしながらゲームをします。その中にエンジニアとして働いている先輩がいて、この先輩が、ポテパンキャンプで勉強してエンジニアになった人なんです。
プログラミングスクールを調べたらたくさんありますし、値段もピンキリです。簡単に言うと、スクールの選択肢がたくさんあっても、これから勉強する人、つまり今はなんの知識もない人が講座の内容を見ても、内容も違いもよくわからない。そのような状況で、先輩がポテパンキャンプで勉強してた、というのは大きな決め手の一つでした。
値段については、先輩がポテパンキャンプを使っていたにしても私の授業料を払うのは私なので、もちろん他のスクールとも比較しました。
数ヶ月分の授業で数十万や100万円って、もちろん大金ですけど、人生を長い目で見たら「この金額で、何かを学んで、それが自分に合うかどうかがわかる」ための金額だと捉えれば良いと思いました。お金を払うことで本気で勉強して、仮に合わなかったとしても、自分には合わないのだ、とわかるわけです。
これから勉強する人は、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、サーバーサイトエンジニア、さらに言うとデータベースエンジニア、などが「あるよ」と言われても、違いがよくわからないと思います。ここは私も先輩に話を聞いてもらいました。私の抽象的な気持ちなどを具体化していく中で、私のしたいことはバックエンドエンジニアに近いようだ、とわかって、その知識がポテパンキャンプでも学べることがわかりました。その上で、他のスクールなども比較した結果、「ポテパンキャンプで学ぼう」と決めました。どう考えてもポテパンキャンプ一択だな、と思いましたよ。
勉強した結果、私はやはり、バックエンド・サーバーサイドという、Webサイトやアプリの利用者が触る表側ではなく、裏でデータベースとのやり取りをする部分の方が好きだとわかりましたし、今の仕事も楽しくやらせてもらっています。
未経験からのエンジニア転職はいかがでしたか?
履歴書を出した結果、80〜90%の会社から面接の案内を受け取りました。オンラインの面談も、企業を訪問する面談もありました。
他社が服装や面接の方法に強い指定はない中で、株式会社ドクタートラストは、スーツ着用で、最終面談は必ず会社に来るように指定されました。IT系企業のエンジニア採用でこの指定は、正直異色です。
株式会社ドクタートラストの一次面接は今の上司が面接官だったのですが、私のポートフォリオに興味を持ってくれました。上司は技術的なことがわかる人で、部長でもあり、会社の常務でもあります。
現在勤務中の、株式会社ドクタートラストについて教えてください!
企業に対して、産業医の紹介やストレスチェックなどを提供しています。従業員数は80名前後です。
産業医として勤務可能な医師の人脈やお付き合いなどをお持ちではない経営者の方が多いですが、労働安全衛生法で常時50人以上の労働者を使用する事業場は産業医の専任義務があるため、産業医として勤務可能な先生をご紹介します。
私の在籍するエール事業本部が開発している製品のひとつは、会社で勤務する従業員と、総務人事などの方が社員の健康診断の結果などを取りまとめる管理者として使用する、健康管理ツールです。従業員はスマートフォンのアプリで健康状態を確認でき、総務人事などの管理部門は会社のパソコンなどからウェブベースでも扱えて、従業員の健康診断管理などが楽になるものです。
現在在籍中の部署は、どんな部署ですか?
ヘルスケア関連事業会社のIT部門で開発を推進する部署にいる、という状況です。社内SEと言うと語弊がありますが、わかりやすく言うとそうです。人数は、部署全員で8名です。オフショア先のベトナムのエンジニアやQAなども含めると20名弱います。
私の在籍するエール事業本部のシステム部がコーディングして機能を作る開発の仕事を、もう一つの部が企画やデザインなど、IT業界で言うと上流工程みたいな部分に関わる仕事を進めます。仕事の境目があるようでないのですが、システム部は両方の部にまたがって仕事をしていて、もう一つの部はコードが書ける人はいない、上流工程のみの仕事、と分けることができます。エール事業本部システム部でコードを書くのは私も入れて5名です。
ポテパンキャンプ受講中の学習スタイルやスケジュールなどをぜひ教えてください!
ポテパンキャンプ受講中は、北海道の地域おこし協力隊で、イチゴを作りながら勉強をしていました。朝からイチゴ農家の仕事をして、帰宅後ポテパンキャンプで勉強して、そんな毎日でした。楽しかったです。
詳しく話すと、地域おこし協力隊は役所勤務で、8時30分始業の17時15分終業です。車通勤で、通勤先は車で1〜2分なので、17時15分に終業したら17時半には家に着いて風呂にも入り終わる。それから1〜2時間くらい仮眠していました。そして21時〜22時あたりに起きます。私は夜の方が集中できるので、寝て起きて暗くなってるとやる気が出ます(笑)。
そして友達がみんなオンラインゲームをしているときに、音声だけ聞いて、たまに配信も見ながら、私はゲームはせずにずっとコードを書いていました。ポテパンキャンプを紹介してもらった先輩もそこにいるので、困ったときには少し質問させてもらうこともありました、「ちょっといいですか?」って。そのまま2時〜3時あたりまで勉強して、また寝て、朝起きたらまたイチゴ農家の仕事をしていました。私がその時やってたことは全部私の好きなことなので、きつくなくて、楽しかったですよ。
ポートフォリオでは何を作りましたか?
私が作ったのは音楽関連の、検索できる機能を持ってるアプリです。曖昧な検索ワードにも対応できるようにするため、SpotifyとAPI連携しました。これがとても大変でした。
私はApple Musicが好きなのでApple MusicとのAPI連携を試みたのですが、5日くらい進みませんでした。Spotifyに変えることにしたものの、スウェーデンの音楽ストリーミング・サービスなので関連ページは全て英語で、それを読み解く必要がありましたが、なんとか3日ほどで繋げることができました。
この話も一次面接で全部させてもらって、一次面接が技術がわかる人だったこともあり共感してもらえて、良かったです。
「受講料の支払いのみで転職支援までしてもらえるのは、すごくお得」
座学ベースの講座を卒業後、転職サポートを受けました。そこではポテパンキャンプのキャリアアドバイザーさんにずっと助けていただきました。この転職サポートがとても印象に残っています。
転職に必要な準備、それの準備の仕方や進め方など、今後のフローは全て教えてくださるのですが、転職サポート時に最も大変なのが自分のポートフォリオ作成です。これは転職活動の企業面談でも必須です。私が作りたかったものは数週間では完成しないもので、2ヶ月かけました。デプロイまで全て自分でします。
今は笑って話せますが、私は仕事をしながら勉強〜ポートフォリオの作成まで進めて、とても大変でした。
転職サポートを受けることができる期間は限られているのですが、この転職サポートにはお金を払っていません。要は、無料で転職サポートをしてもらえました。未経験で転職しようとしているときに、ポテパンキャンプ、という一定の信頼などが置かれているところを介して履歴書や職務経歴書を送ってもらえるのは本当にありがたいですよ。ポテパンキャンプを修了しているなら一定のあのカリキュラムは追えてるな、ってわかってもらえると思いますし。受講料の支払いのみで転職支援までしてもらえるのは、すごくお得だと思います。
少し不安なことがあって確認したくて連絡した時に、「今日の21時であれば大丈夫」なんて言ってくださったこともありました。普通に考えると、業務時間なのかどうかはあやしい時間帯じゃないですか?でも私の不安の方を優先してくれて、なるべく早く対応してあげよう、と思ってくれたのでしょうか。担当いただいたキャリアアドバイザーさんには本当に感謝しています。
面接はどのように進んでいきましたか?
手前味噌ですが、私は面接が得意な方です。企業の面接は、人事系の担当者が出てくるパターン、技術系の担当者が出てくるパターン、その両方が同時に出てくるパターンの3つに分けられます。
特別に対策したことは、ありません。履歴書に書いたことは全て質問されるので、それに答える準備をしたらいいと思います。
私は答えるための準備よりも、企業に訊くための、質問内容の準備をしていました。私のように未経験でエンジニアになった人がいるか、その人のキャリアはどうなるのか、を質問しました。技術の質問をして回答してもらっても、未経験でこれからエンジニアになりたい私にはよくわからない。なので、自分がその会社に入ったらどうなれるのか、という視点でキャリアの質問をしていました。
株式会社ドクタートラストへキャリアについての質問をしたところ、開発部門にポテパンキャンプの卒業生が先に1人いらっしゃいました。その人のキャリアのお話を聞いて、良い印象を持ちました。
面接でスーツ着用を指定されたこと、スーツ着用で働くことに抵抗はありませんか?
新卒で入った会社はスーツ勤務でしたし、スーツも革靴もまだ持ってるし、まだ着れるし、まあ良いかと思っていました。弊社は社長が金融業界の出身ですし、スーツ着用の文化です。
エンジニアは特に、パーカーでラフな服装で勤務する、というイメージを持っている方も多いと思うので、スーツ着用は確かに珍しいかもしれませんね。
エンジニアになることについて、ご家族やご友人からの反応などはありましたか?
うちの家族は基本的に放任なので、エンジニアの勉強をするときよりも、北海道に移住して農業をするって言った時の方が驚かれましたよ!
友人は、ゲーム友達は私の勉強する様子を見守ってくれていたとも言えるので、マジで転職してるじゃん!って褒めてもらえました(笑)。
大学の学部は、全くコンピューターサイエンスとか技術系の学部とかではなくて、文系の社会学部でした。学部の友人にはエンジニアはいないので、驚かれます。
文系出身でエンジニアになりたい!とお考えのみなさんへコメントをいただきたいです!
「目指せますよ!」としか言えません。実際、大変ではありましたが、目指すことはできますから!
現実的なことを言います。今は義務教育でもコーディングの科目があります。また、例えば、15〜16歳くらいからパソコン触ってエンジニアプログラムを書いてましたとか、 もっと若くから書いてましたとか、大学の授業で学んだ結果、専攻したとか研究室に所属したとか、そういう人たちと戦えるレベルにはなれません。戦っても勝てない、じゃなくて、戦えるレベルでもありません。根底の知識や、書いてきた時間数や量が全く違う。
しかし、私のように別のキャリアから転職する人は、少なくとも転職直後の1社目の入社のタイミングでは、技術力は求められていないと思います。大差ないからです。
ポテパンキャンプで半年勉強した人と、ポテパンキャンプで半年勉強した後に1年間現場で働いた人を比較しても、技術力に大きな差があります。
転職直後の1社目でまず求められてるのはそこじゃないって開き直ったらいいと思ってます。私はたまたま1社目で営業をやっていたので、コミュニケーションには自信がありました。みなさんにも、コーディング以外の得意なポイントがあると思うので、そこを強みにするべきだと思います。
あとは、思い立ったら早く勉強を始めてください。エンジニアに限りませんが、エンジニアの業界に関しても若いことは長所になります。私はコーディングの勉強を始めたのが30歳の手前で、若いわけでもなかったので、若さという武器はありませんでした。
なので、自分は特に若くないと思っている人がいたら、自分の長所を探してうまく使おうとする、周りが指導や声掛けをしやすい新人になれるよう努力する、などは必要ではないでしょうか?
ご自身の年齢を踏まえて工夫したことはありますか?
ポートフォリオの作り込みです。簡単に言うと、尖ったものを作りました。年齢で勝てないなら、ポートフォリオで目を引くことが重要だと考えていました。
結果的に非常に難しい工程を経て作り上げたので、面接でも評価していただきました。書類を通してポートフォリオも気に入っていただけたら、面接まで進むことができれば、面接では決して負けない、とも思っていました。
尖ったポートフォリオ作り、おすすめです。尖り方を間違えるとよくないので、その相談はぜひポテパンキャンプのキャリアアドバイザーさんを頼ってくださいね!
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