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卒業後たった3年で開発組織の中核で活躍!積極的な行動で、スキルと収入の両方が向上!

卒業生

ポテパンキャンプを卒業後、HAIRCAMP株式会社の開発部でエンジニアリングマネージャーとしてご活躍中の阿部航平様にお話を伺いました!

元美容師エンジニア、美容師を支援するサービスを手がける

HAIRCAMP株式会社は美容師向けオンライン学習サービス『HAIRCAMP』の開発・運営、動画配信/制作事業、広告事業を手掛けています。
今開発部で開発をしているサービスは2つ、美容師向けライブ配信サービスとe-learning系のサービスです。

 

今まで美容師は大きな施設を借りてオフラインで技術セミナーを行うことが主流でしたが、弊社のサービスは、オンラインでBtoCのライブ配信をするサービスです。e-learning系のサービスはBtoBで、美容室向けに提供しています。HAIRCAMPと法人契約をしていただき、福利厚生のような形で働いてる美容室のスタッフに動画コンテンツなどを提供できるようになるものです。管理者はスタッフの学習状況を専用の管理画面で確認することができ、自社の動画コンテンツの作成もサイト内で行えます。

 

(以下、美容師「さん」、ユーザー「様」などの敬称は省略しています)

今までは、例えば北海道に住んでいると、東京で使われている技術を学びたい場合、東京までわざわざ来ていました。それがオンラインで、いつでもどこでも視聴できるようになっています。

ありがたいことに利用いただいているユーザーは全国各地にいらっしゃいます。最も多いのは関東首都圏です。大阪を中心とした関西のユーザーも多いです。関西の美容師は教育熱心な美容師さんが多い印象です。オンラインのライブ配信の際の視聴者には、関西の方も多いです。

 

ライブ配信で技術を披露いただくのも美容師、ライブ配信を視聴するのも美容師ですが、東京の有名な美容師がライブ配信をすると視聴関連の数字が爆伸びする、というわけでもありません。教え方が上手い人、視聴者の見たいものを見せてくれる人は視聴率が安定する印象です。

HAIRCAMP株式会社での業務について教えてください!

現時点でHAIRCAMPの社員数は15人です。開発部門の社員は私1人で、外部のエンジニアが4人、状況に応じて開発を支援してもらっています。内部の社員は1人なので、エンジニア関連の何でも屋として縦横無尽に仕事をしていると表現していいかもしれません。PM(プロジェクトマネージャー)的な動きも多いです。

 

業務の割合は、社内の各部署からあがってきた要望を整理して優先度をつける業務に20%ほど、外部のエンジニアが所属している開発会社との連携が20%ほど、開発の仕様作成に40%ほど、残りの20%で自分でもコードを書く、テストをする、リリースをするという内訳です。
これに加えて、エンジニアの新規採用を進めたいので、その準備を進めています。開発経験があるエンジニア、もしくは、ハイポテンシャル枠としての未経験エンジニアの採用も検討しています。後者の場合、採用後には教育関連の業務も増えそうです。

 

開発部門の社員は私1人なので社内でのレポートパイプラインは経営陣の直下です。週に1回、役職定例として経営陣と各部署のマネージャーが集まって定例会議をしています。

 

開発部門は新しい社員を採用すると同時に評価制度を再構築する予定もあります。部門の人数は、開発の人数は開発時期に応じて5〜10名ほどで運営しています。現在内製化するにあたって正社員エンジニアの採用活動を進めている段階です。人数が多ければ追加機能の実装や改善速度が上がるので、今は、人数をもう少し増やそうか、という段階です。

 

技術、という話をすると、HAIRCAMPは私の所属する開発部門と別で、動画の撮影・配信・編集をする部門があります。その部門も、もう一つの技術部門だと思っています。ライブ配信動画は、アーカイブコンテンツとして編集を施して、後日流用します。

HAIRCAMP株式会社での働き方

私は月曜日から木曜日にリモートワークで、金曜日は出社をしています。開発やCSのスタッフはリモートワークと出社のハイブリッドな働き方です。

 

ライブ配信に関わるメンバーは配信やその準備などで基本的に出社をすることが多いです。HAIRCAMPは会社の中に美容室のスタジオが1個あるような内装で、撮影や配信は社内のスタジオを使っています。

エンジニアは「すごく働きやすくなった」!

美容師の仕事は時間を自分でコントロールできません。お店の営業時間、お客様のいらっしゃる時間ありきでそこを軸に自分の勤務時間や働き方を合わせます。

 

エンジニアになってからは、リモートワークが日常になりましたし、働く時間も自由にできると言えます。
もちろんエンジニアなので、実装して本番環境を何時までに、のような業務の場合は時間の制限がありますが、そのような業務以外は柔軟に対応しながら働けるので、すごく働きやすくなりました。

 

未経験エンジニアとして入社直後の給与は、前職と大きくは変わりませんでした。ただ、成果に応じて給与が反映される社風で、開発部門の組織を変えていこう、採用も強化しよう、と変化のフェーズにあって仕事は面白いです。

 

仕事は楽しいです。自分では、エンジニアに向いていると思います。今はPythonの学習を始めていて、機械学習やデータ分析で使う言語も勉強し始めました。

ポテパンキャンプとの出会い

 

私は元々、4年間美容業界で働いていました。厳密にいうと、美容師を1年、美容師免許を保持していないとできない美容関連の仕事を3年、合計4年です。3年勤めた仕事は、ヘッドスパやフェイシャルエステなどを提供する美容関連の会社でした。

 

美容業界の中で転職をした理由は、美容師の仕事が大変だったからです。しかし、エステ関連会社に転職したところ、もう少し刺激が欲しいと思い始めたんです。そんな時に新型コロナウイルス感染症が流行しました。
この時、緊急事態宣言で営業時間の短縮や見直しがあって、お客様の予約も制限するので、働いていた店の売り上げも落ち、止むを得ないのですが、給与も減額になっていき、自分のキャリアを考えるきっかけになりました。

 

私が働いていたエステ関連企業では大手IT企業のオフィスに出張ヘッドスパを提供していました。企業が福利厚生の一環として導入して、エステ関連企業と法人契約をし、従業員が利用できるというものです。私もヘッドスパの施術者として行ったことがあります。そこでは、ヘッドスパ中にお話をすることもあれば、ヘッドスパを受けながら寝てしまう方もいました。
この経験から、IT企業やそこで働くエンジニアの人たちを間接的に見て、こんな企業や働き方があるのかと思っていたので、「エンジニアはどうだろう?」と頭に浮かんできました。

 

エンジニアへの転職を考えながらも、不動産関連の仕事にも興味を持って、宅地建物取引士資格を取ることも考えて、参考書を買ってみましたが、10ページだけ読んで、止めました。

後戻りできない状況を作って、ポテパンキャンプへ

エンジニアの勉強を進めることができた理由は、パソコンを持っていなかったのでパソコンを買ったら後戻りできないだろうとまずパソコンを購入してしまったからです(笑)

 

プログラミングの学習は、スクールに入ろうと考えて色々調べました。たくさんのスクールの中から枝んで、せっかくお金を払ってプログラミングスクールに入るなら、厳しいスクールがいいなと思いました。最終的に候補が2つになって、そのひとつがポテパンキャンプでした。

 

私がポテパンキャンプに入学した当時は事前課題があり(2023年11月現在は、事前課題なし)、その事前課題を進めるためにまず基礎知識が必要な状況でした。事前課題のために1か月ほどは1人で自己学習を進めた記憶があります。この事前学習や、ポテパンキャンプを始める前の事前課題なども含めて、前職で勤務しながら進めていました。

 

ポテパンキャンプでの学習開始時期はタイミングがよかったと思っています。普段はお客様がたくさんいらっしゃり、朝から晩まで勤務するのですが、緊急事態宣言中は残業が全くありませんでした。
飲食店も時短営業なので、周りの友人に飲みに誘われることも激減して、SNSを開いたら友人が遊んでいて飲んでいるようなこともなく、日本中みんなが家にいました。誘惑がなかったので、私は家でプログラミングの勉強を進めていました。学習時間は主に夜に確保していました。

 

ポテパンキャンプでの学習中はルールとして「週に40時間プログラミング学習に時間を使う」と自分に課しました。平日に4時間ずつ、土日に10時間ずつで合計40時間の計算で、これを続けました。今思い返すと、よくやっていましたね(笑)
当時は職場まで10分程度の場所に住んでいたので、通勤時間がかからなくて、時間を捻出しやすかったです。

 

プログラミング学習やエンジニアへのキャリアチェンジの時の周囲の反応は、家族からは「やりたいようにしたらいい」というようなものでした。

ポテパンキャンプの講師や受講生に質問をして、理解を深めた

わからないことを質問できたり、動画教材をもらえたりしたのですが、学習開始直後の何もわからないような時期に質問をしながら進めることができました。

 

他の人の質問や回答を見ることもできます。自分の疑問が解決できて、1人で学習をしながらも他の学習者たちの存在が感じられて、挫折せずに勉強できました。
そこでポテパンキャンプの講師だけではなく、受講生も回答できる仕組みになっています。

 

受講生同士の交流はほとんどないです。みんなそれぞれ自分のプログラミング学習に集中していますね。私も、卒業後に何人か仲良くなった人たちがいますが、受講中は関わりはなかったです。

SNSで調べると「今ポテパンキャンプ勉強しています」「ポテパンキャンプに通っています」といった投稿を見つけることができたので、その人たちをフォローして、自分の学習のモチベーション維持や参考にもさせてもらっていました。

ポテパンキャンプで学習している人は日本各地にいて、関東の首都圏在住ではない人も多いですよ。私が実際に会った人は関西在住の方で、東京に来るタイミングがあったので一緒にご飯を食べました。他の人との交流では、オンラインミーティングツールのzoomで飲みながら話しをさせてもらったこともあります。

怒涛の転職活動

今とは状況が違うとは思いますが、未経験エンジニアの就職活動は難しく受かりにくい実情は、調べていたので知っていまし

た。

私が主に使ったのはWantedlyで、その他に、ポテパンキャンプからの紹介企業、自分で調べた企業などを含めて全部で100社ほどに応募しました。この応募数の結果、面接の案内が来たのは5社でした。その中の1社が、今働いているHAIRCAMPです。2024年の年始に、入社から3年になります。

 

前職を10月で退職することが決まっている中で転職活動を開始して、企業宛に書類を送り始めたのが11月後半あたりからです。遅くとも年始には未経験エンジニアとして新しい仕事を始めたいと思っていました。HAIRCAMPから内定をいただいたのは12月中旬でした。

 

ポテパンキャンプの転職サポートも使わせてもらいましたが、HAIRCAMPの選考が進み、その流れに乗りました。面接は合計3回、2回オンライン、最終面接はオフラインで、その場で内定をいただけました。

 

スケジュールは、ポテパンキャンプでの学習が約3ヶ月、ポートフォリオ制作が約2ヶ月、その後、転職活動です。ポートフォリオ制作は、完成後のレビューはもらえますが、制作中の支援やアドバイスなどはなく、完全に本人主導で進めます。
私は自分の前職に絡めたアプリケーションを作りたくて、予約受付サービスサイトを制作しました。

未経験エンジニアを採用する「ポテンシャル枠」に求められるもの

未経験エンジニアを採用する「ポテンシャル枠」は、HAIRCAMPも含めて他社でも、技術に長けている人材ではないことは会社側もわかっています。だからこそ転職者の意気込みをよく見ているはずです。採用は会社への投資の一つだと思うので、会社がリターンを得られそうな人を採用できるといいのではないかと考えています。
私も転職活動の時にガッツをしっかり見せるようにしました。

 

かなりの量の面接練習もしました。企業側からされる質問はGoogleやYouTubeなどで調べればいくらでも出てくるので、調べながら、まだ準備をしていない質問を見つけたら質問リストに加えて回答を考えて、これを繰り返し続けて、何を質問されても答えられるように回答のパターンをかなりの量用意して、喋る練習もしました。

 

家で1人で喋りましたよ。履歴書やポートフォリオが通って面接に案内されたら、面接次第です。とても重要です。そこでどれだけ自分を見せられるかが大事です。X社にはこの回答がいいだろう、Y社にはこの回答がいいだろうとか、考えながら面接練習をしていました。
ここまでやると、意表をつかれるような質問はほとんどなくなります。

 

未経験エンジニアの面接でも、技術的な質問もされるので、大前提として質問されるものは抑えておくべきですが、わからないものは「わからない」と回答してもいいのではないでしょうか。

副業で、実務経験と収入を増やす!

今、副業もしています。副業先はSNSで偶然見つけました。副業の勤務時間は、基本的に土日と平日の早朝を使っています。正社員募集をしている企業の投稿が流れてきたのですが、スキル的にもマッチしそうだったので、副業のエンジニアはどうでしょう、と自分からアプローチしました。面接を経て、採用されました。

 

副業をSNSで見つける人は多いと思いますよ。むしろ求人サイトでは探しづらくてあまり掲載もされていなくて、SNSやリファラルで仕事を見つけて請けているエンジニアは、私の周りにも結構いますね。

 

副業先は、誰でも聞いたことのあるメガベンチャーのエンジニアが複数関わっていて、とても技術力が高い事業会社です。関東の会社ではありません。副業をすると、比例して学びの機会が増えて、その学びを本業に活かすことができて、さらにお給料もいただけるのでありがたいですよ。

 

その会社は私以外にも副業人材を採用していて、各地からエンジニアが非同期で働いています。先進的ですよね。働き方を柔軟に設定することで優秀な人材を採用する方針だと聞きました。

 

本業も副業もどちらも手を抜けないので、時期によって急に忙しくなったり、すごく忙しくなったりすることもあるんですけど、最近は副業の稼動量を減らして、自習時間を確保しています。

エンジニアには、誰でもなれる!伝えたい2つのこと

 

私は、勉強すればエンジニアには誰でもなれると思っています。ただ、向き不向きはあります。もしエンジニアへの転職を考えているなら、プログラミングスクールに入る前に、まず自習してスクールに入学するかどうかを決めた方がいいです。例えばパソコンを持っていなければ、ネットカフェに行ってパソコンを使えますし、無料でできるプログラミング学習サイトはいくつもあるのでまず勉強してみてください。

 

プログラミングスクールに入った後も、スクールに頼るだけじゃなくて、自分で調べること、わからないことをわかるようにすること、情報収集をすること、つまり積極的に動くことが大事だと思います。

 

もし周りに実際に働いているエンジニアがいるなら、話を聞かせてもらうといいです。私は周りにエンジニアの知人や友人がいなくて、学習すると決めた後もずっと1人だったので孤独感がありましたが、インターネットやSNSで調べるとプログラミング学習中の人や、それぞれが黙々と勉強をするけれどオンラインで繋いでいるような「もくもく会」の開催、勉強会、学習コミュニティなどはたくさんあるので、思いきって参加して孤独感を解消するのもおすすめです。一歩踏み出してみると、みんな結構優しいですし、色々な話が聞けますよ。

 

意思を持って積極的に動いて、楽しいと思えればきっとエンジニアになれます。積極的に動いたり、色々なことに思ったより時間がかからなかったりかかったり、他の人の動きを見て個人差に疲れることもあるかもしれませんが、諦めずに愚直にやっていけば自ずとゴールは見えてくるはずです。

 

また、エンジニアを志している人だけじゃなくて、転職やキャリアチェンジを考えている人にも言えるかもしれませんが、自分は何を求めているのか?自分が最優先にしたいものは何か?を、ひとつ明確にしておくといいです。当時の私はお金でした。

 

収入を増やしたい、自由な働き方がしたい、開発が楽しいので突き詰めたい、エンジニアとしてのポジショニングを挙げていきたい、サービスに興味があって絶対に関わりたい、子育てと両立したいので働き方に柔軟を持たせたい、とか色々な欲求や意見がありますよね。

自分は何を求めているのかを軸として持っていると迷いがなくなり勢いを保てるのかな、と。私は現在、転職前に目標にしていたお金をある程度達成することができ、現在は、どう事業を伸ばすか?どう組織づくりをしていくか?みたいな部分に面白みを感じています。キャリアのフェーズによって目的が変わることはすごく良いことだと自分では思っています。

 

私のいるHAIRCAMPも採用活動を開始しています。「やってやるぞ!」と意気込みやガッツのある人は社風にも合うと思います。
HAIRCAMPで働くメリットですか?基本的に、手を挙げればなんでも挑戦できる環境です。未経験から爆速で色々な経験を積み、キャリアの幅を広げたい方にはもってこいな環境だと思っています。あとは元美容師の社員もいるので、カット・カラー・パーマでもスタッフが施術してくれることもあります。

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