【卒業生インタビュー】元・自動車整備士が挑むデータエンジニアの道。「350時間の研修」と「チームで育てる文化」があるから、未経験でも怖くない!株式会社FLINTERS BASE
今回は、ポテパンキャンプを受講し、2026年1月にセプテーニグループの株式会社FLINTERS BASEに入社された大類(おおるい)さんと、同社の採用・教育・組織づくりを担う金渕さん、村井さん、にお話を伺いました。
未経験者の割合が「83%」という同社。なぜ異業種出身者がプロのデータエンジニアとして活躍できるのか? その背景には、手厚すぎる研修制度と、社員の成長を全力でバックアップする「お節介なほど温かい」社風がありました。
プロフィール
大類さん(写真中央) 前職は自動車整備士。Web開発スキルを身につけるためポテパンキャンプを受講。2026年1月にFLINTERS BASEへ入社し、現在はデータエンジニアとしてのデビューに向けて研修に励んでいる。
金渕さん(写真右) 2020年、株式会社FLINTERSに新卒入社。現在はFLINTERS BASEでマネージャーとして、エンジニアのマネジメントや派遣先クライアントとのコミュニケーションを担当。
村井さん(写真左) 2013年に株式会社セプテーニに中途入社。現在はFLINTERS BASEで入社後の研修カリキュラムの運営や、社員の面談など教育・育成業務をメインに担当。
顧客のビジネスの「種火」になる。データエンジニア集団「FLINTERS BASE」
── まずは、御社の事業内容について教えてください。
金渕さん: FLINTERS BASEは2021年8月に設立された会社で、データエンジニアの派遣事業を主軸としています 。 親会社のFLINTERSと共通のミッションとして「未来につながる火を灯そう」を掲げています。社名の由来でもある「フリント(Flint)」は、キャンプなどで火を起こすときに使う「火打石」のことなんです。お客様の事業に「種火」の段階から関わり、データ活用を通じてユーザー体験を豊かにすること。それが私たちの喜びであり、目指しているビジョンです 。
── 具体的にはどのような技術を扱うのでしょうか?
金渕さん: 一言でいえば「ビッグデータ」に関わる領域全般です 。 データの土台となるインフラ構築やデータ基盤の整備から、BIツールを使ったデータの可視化、さらには機械学習チームのために学習データを準備する前処理まで、データエンジニアとして幅広い業務を担っています 。 派遣先によって扱うデータは様々ですが、未経験から専門性の高い領域にチャレンジできるのが特徴です 。
異業種出身が8割!未経験者をプロに育てる「350時間研修」の全貌
── 社員の8割以上が未経験スタートだと伺いました。
村井さん: そうですね、IT系以外の職種から入社された方が80%以上を占めています。 大類さんのような自動車整備士をはじめ、営業職、製造業、銀行員、看護師など、バックグラウンドは本当に多種多様ですが、皆さん「エンジニアになりたい」という強い意欲を持って入社されています。
── 未経験の方をどのように育成されているのでしょうか?
村井さん: 入社後、約2ヶ月半から3ヶ月かけて、合計350時間ほどの研修を受けていただきます 。 カリキュラムは大きく分けて2段階あります。
- 基礎研修(1ヶ月目): Python、SQL、Gitなど、プログラミングや開発の基礎を徹底的に学びます 。
- 専門研修(2ヶ月目以降): データエンジニアとしての実務を見据え、BIツールの操作や、要件定義・ソフトウェアテストといった上流工程の知識も身につけます。
── ポテパンキャンプ卒業生の大類さん、実際に研修を受けてみていかがですか?
大類さん: 今は入社して1ヶ月ちょっとなので、ちょうど基礎部分を固めているところです。項目ごとに「確認テスト」があり、それに合格しないと次へ進めない仕組みなので、知識の抜け漏れがなく着実に積み上げられている実感があります。わからないことがあれば教育担当の方にすぐに質問できる環境なので、変なプレッシャーを感じずに学習に集中できています。

── ポテパンキャンプでの学習経験は活きていますか?
大類さん:Gitの操作などで特に活きていると感じます! 同期の中にはGitの概念やコマンド操作でつまずいてしまう人もいたのですが、僕はポテパンキャンプのチーム開発課題でGitを使い込んでいたので、そこはスムーズにクリアできました。 Web開発とデータエンジニアリングで領域は違いますが、プログラミングの基礎体力みたいなものは確実に役立っています。
派遣でも孤独にさせない。「2つのチーム」で見守るサポート体制
── エンジニア派遣というと、「客先に常駐して一人きり」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
金渕さん: そこは私たちが一番気にかけている部分です。 まず派遣先での業務ですが、基本的に一人で常駐させるようなことはしません。複数名のチーム体制で参画します。場合によっては弊社のエンジニアが1名のこともありますが、必ず派遣先のPMやPOの方と密に連携する体制になっています。
── 社内でのフォロー体制はどうなっていますか?
金渕さん: 「派遣先のチーム」とは別に、「社内のチーム」にも所属してもらいます。似たような技術領域を扱っているメンバーや、同じようなキャリア目標を持つメンバーで5〜6名のチームを組み、月に2回ほど定例ミーティングを行っています。
「今月はこんな技術を学んだ」「派遣先でこんな気づきがあった」と情報を共有し合うので、一人で悩むことなく、横のつながりを感じながら成長できる環境を整えています。
── 現場のマネージャーには相談しやすいですか?
金渕さん: 相談しやすい環境だと思います。マネージャーは、メンバーの「今後どうしていきたいか」を一緒に考える役割です。例えば、「3年後にこの職種に就きたい」という目標があれば、そこから逆算して、「じゃあ半年後にはこの資格を取ろう」「今の現場でこの経験を積もう」と具体的な計画を一緒に立てています。

── 入社後のキャリアパスにはどのようなものがありますか?
金渕さん: 大きく分けて4つの道があります 。
- スペシャリスト: 技術を極めたエンジニアとして活躍する。
- 教育・研修担当: 未経験者の育成や研修作成に携わる。
- マネージャー: エンジニアのマネジメントや事業運営に関わる。
- PM(プロジェクトマネージャー): プロジェクトの上流部分から携わり、開発を推進する。
当社の強みは、FLINTERS内だけでなく、セプテーニグループ全体の中でキャリアの選択肢が多くあることだと思います。
ユニークすぎる福利厚生とカルチャー
── インタビュー中も皆さんの仲の良さが伝わってきますが、どんな社風ですか?
大類さん:「元気な人が多い」 ですね 。 仕事とプライベートのオンオフがしっかりしていて、楽しむときは全力で楽しむ文化があります。 印象的だったのは、キックオフイベントです。オフィスのオープンスペースで「マグロの解体ショー」が始まったんですよ(笑)。
金渕さん: そうでしたね(笑)。 いつもはホテルなどでパーティー形式で行うのですが、今回はオフィス開催だったので「何かインパクトのある催し物を!」と考えて、マグロ解体職人さんに来てもらいました。 反対側ではビールサーバーを背負って注いで回る方もいて、かなり楽しかったですね 。

── イベントへの参加率は高いんですか?
金渕さん: 高いですね。年に2回のキックオフや、お花見、BBQ、忘年会などがありますが、忘年会には連結で60人近く集まることもあります 。 普段は別々の現場にいるからこそ、「横のつながり」を大切にしたいと考えるメンバーが多いのだと思います。
── 福利厚生や設備面はいかがですか?
金渕さん: エンジニアがパフォーマンスを発揮しやすい環境作りには力を入れています。
- 貸与PC: MacBook Pro16インチ(48GB以上)を用意しています 。
- 周辺機器貸与: マウスやキーボードも、上限金額内で申請して購入できます 。
- 自己啓発支援: 年間7万円まで、資格取得や書籍購入、セミナー参加費を補助しています 。
- 社内図書:会社で必要な技術書を購入して貸し出す「社内図書館」の仕組みもあります 。
- 年次特別休暇: 有給休暇とは別に、年間10日間(入社日によって初年度日数変動あり)の特別休暇が付与されます。1年中いつでも利用できます 。
ポテパンキャンプ卒業生へメッセージ
── 最後に、これからエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。
金渕さん: 私たちが求めているのは、一言でいうと「活きがいい方」です(笑)。技術力も大切ですが、それ以上に「やると決めたらやり切る意思」や、新しいことにポジティブに取り組むエネルギーを重視しています。未経験でもチャレンジ精神がある方には、私たちが全力でサポートしますので、ぜひ飛び込んできてください。
大類さん: 正直なところ、僕はWeb開発を学んでいたので、入社前は「データエンジニアの仕事についていけるだろうか?」「学んだことが無駄にならないか?」という不安が少しありました 。
しかし実際に研修を受けてみると、基礎の土台からしっかり固めてくれますし、ポテパンキャンプで培った「学習する習慣」や「Gitなどの基礎スキル」は間違いなく役立っています。また、教育担当の方との距離が近く、仕事以外の悩みも相談しやすい環境なので、入社前の不安はすぐになくなりました。
ここには、未経験からでも自分を成長させられる環境と、それを支えてくれる仲間がいます。ぜひ安心して挑戦してみてください!