未経験エンジニア採用の最新動向と成功のポイント【2025年版】

未経験エンジニア

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株式会社ポテパン代表取締役社長|宮﨑大地

IT教育事業「ポテパンキャンプ」代表。未経験からエンジニアを目指す若者の支援に特化したプログラミングスクールを運営し、これまでに数千人以上のキャリア転換を成功に導く。現場で求められる実践力にこだわり、受講生一人ひとりの成長を後押しする教育設計と、確かな就職支援が高く評価されている。現在もキャリアアドバイザーと企業の採用支援を行っており、エンジニアと現場の橋渡し役として活動中。

(初めに)
ITエンジニア人材の不足が深刻化する中、実務未経験のエンジニア採用(いわゆるポテンシャル採用)が各社で注目を集めています。経済産業省の推計では2030年に約79万人ものIT人材が不足するとされ、経験者の採用競争が年々激化しています。そのため「未経験だけど潜在能力の高い若手を採用し、自社で育成する」戦略が有効とされているのです。本記事では、未経験エンジニア採用を成功させるために必要な最新情報と実践ポイントを、以下の観点から整理します。

・未経験エンジニア採用が注目される背景や市場動向

・効果的な募集の仕方(求人媒体・エージェント活用、SNS・コミュニティ採用など)

・実践的な選考方法(ポテンシャルの見極め方、評価方法、課題例など)

・未経験者採用に強いエンジニア採用エージェント・求人媒体

・採用にかかる紹介手数料や求人掲載費用の相場比較

人事担当者や経営者の皆様に向け、最新動向に基づくプロフェッショナルな知見を提供します。

未経験エンジニア採用が注目される背景・市場動向

レバテック調査(2023年)による「エンジニア未経験者の採用状況」。「採用している」41.2%、「検討中」29.8%に上り、計7割近くの企業が未経験エンジニア採用に前向きである。(出典:レバテックIT人材白書2024)

昨今、IT人材の獲得競争が激化し、即戦力エンジニアの奪い合いが起きています。レバテック社の調査によれば、「エンジニア未経験者を現在採用している企業」が41.2%、「検討中」が29.8%にのぼりました。多くの企業が未経験層にも目を向け始めた主因は「経験者採用が難しくなっているから」であり、実に47.6%の企業がこの理由で未経験採用を開始しています。IT業界ではエンジニア不足が続いており、経験者だけでは必要な人材を確保できないためです。

さらに、経済産業省の試算どおり2030年に約79万人のIT人材が不足すると見込まれる状況下では、今後ますます即戦力採用は困難になるでしょう。そのため各社は未経験者を採用し社内で育成する体制の整備に乗り出しています。特に新しい技術領域では市場に経験者自体が少ないケースも多く、将来の戦力を見据えてポテンシャル採用する動きが活発化しています。

未経験とはいえ高い学習意欲や素養を持つ人材は多く、適切な研修環境があれば将来的に貴重なエンジニアへ成長し得ます。実際、現役エンジニアの約2割は他職種から転向しており、前職で培ったコミュニケーション力や営業スキルを活かすケースも見られます。このように多様なバックグラウンドを持つ人材のポテンシャルに期待し、未経験層の採用・育成に注力する流れが2025年現在のトレンドとなっています。

未経験エンジニアを効果的に募集する方法

未経験人材の採用では、母集団形成(応募者集め)をいかに行うかが重要です。従来の求人手法に加え、以下のようなチャネルを組み合わせて募集すると効果的です。

プログラミングスクールとの連携

教育機関・スクール経由で人材を紹介してもらう方法もあります。昨今は未経験から短期集中でスキル習得させるプログラミングスクールが多数あり、その卒業生を企業に紹介するサービスも盛んです。例えば「ポテパンキャンプ」は20代向けに3ヶ月間の実践的研修を行い、修了後にWebエンジニア求人への転職支援を提供しています。自社で一から育成する負担を軽減でき、一定水準のスキルを備えた初級エンジニア人材と出会えるのがメリットです。実際にポテパンキャンプ卒業生を採用した企業では「提出ポートフォリオの完成度が高く、即戦力に近い活躍をしている」との声もあります。ポテンシャル採用を強化する企業にとって、スクールとの提携や卒業生採用枠の活用は有望な手法と言えるでしょう。ポテパンキャンプはエンジニア輩出No1プログラミングスクールで多数の候補者を紹介可能です。

〜上場企業の未経験エンジニア採用事例〜
https://camp.potepan.com/blogs/category/recruiting-company

求人サイト(求人媒体)の活用

IT業界に強い求人サイトに未経験歓迎の募集要項を掲載します。例えば GreenWantedly はIT/Web系の求職者が多く、企業文化やポテンシャルに共感した若手応募者と出会いやすい媒体です。大手転職サイト(リクナビNEXT、マイナビ転職、doda等)でも「第二新卒・未経験可」求人枠を設けて募集すれば、幅広い層にリーチできます。求人媒体への掲載は期間やプランにもよりますが2~4週間で20万~100万円程度の費用が相場です。自社に合った媒体を選定し、魅力的な求人票を作成しましょう。デメリットとしてはプログラミングを勉強していない完全未経験者の応募が多いため選考が難しい点となります。

転職エージェントの活用

人材紹介会社(エージェント)に未経験可ポジションの採用を依頼する方法です。エージェントは登録候補者の中から条件に合う人材を紹介してくれます。特にITエンジニア専門のエージェントでは、未経験からエンジニアを目指す20代を多く抱えており、書類添削や面接調整まで一貫してサポートしてもらえます。成功報酬型のため初期費用は不要で、採用決定時に紹介手数料を支払います。手数料相場は採用人材の理論年収の30%前後が一般的で、例えば年収300万円の人材なら90万円程度が目安です。IT未経験者向けに強みを持つエージェントも多く、後述する専門サービスを活用すれば効率的に母集団を形成できます。メリットとしてはプログラミングを勉強していない完全未経験者の紹介が多いため選考が難しい点となります。

SNS・コミュニティ採用の活用

採用コストを抑えつつ若手層にリーチするには、SNSやエンジニアコミュニティの活用も有効です。具体的には、TwitterやLinkedInで自社のエンジニア募集情報を発信したり、社内エンジニアが技術ブログで会社の魅力を発信したりすることで、情報感度の高い層へアプローチできます。また、未経験エンジニアが集まる勉強会やコミュニティ(Slackグループ、Qiitaコミュニティ等)に参加し、意欲的な学習者に直接コンタクトする方法もあります。現場エンジニアが登壇するカンファレンスやハッカソンを開催・支援して自社を知ってもらうのも良いでしょう。SNSやコミュニティ経由の採用事例は徐々に増えており、「企業公式アカウントの募集ツイートを見て応募」「技術イベントで声をかけられ選考へ」といったケースも生まれています。社内の若手エンジニアにも協力を仰ぎ、SNS発信やコミュニティ交流を促すと効果が期待できます。
デメリットとしてはプログラミングを勉強していない完全未経験者の応募が多いため選考が難しい点となります。

以上のように、求人広告から人材紹介、SNS・コミュニティまで多数のチャネルがありますが、完全未経験者の選考は時間の無駄になりやすいため、プログラミングスクールと連携して卒業生の採用をすることが最も効率的となります。

未経験エンジニア採用の選考方法・ポテンシャルの見極め方

「未経験者をどう見極めるか」は採用担当者にとって大きな課題です。レバテックの調査でも、未経験者採用の課題として「スキルや能力の見極めが難しい」(58.0%)が最多だったと報告されています。実務実績のない候補者を評価する際には、以下のポイントに注目すると良いでしょう。

学習意欲・自己研鑽力の評価

現時点での技術スキルよりも、「これから継続的に学び成長できるか」を重視します。面接では「なぜエンジニアを志望するのか」「目標達成のためにどんな勉強や活動をしてきたか」を具体的に質問しましょう。優秀な人材ほど自ら行動して努力を積み重ねており、その熱意や思考は面接での回答や態度に表れます。例えば「独学で〇〇のアプリを作ってGitHubにコードを公開した」「オンライン教材で××言語を○ヶ月学習中」といった具体的な行動があれば、高いポテンシャルの証です。一方で「興味を持って本を少し読んだ程度」で止まっている応募者も多く、ある講演者の経験では未経験応募者の約6割が最初の一歩で止まってしまうとも言われています。直近の行動履歴を確認し、主体的に学んでいる人材かどうかを見極めることが重要です。

ポテパンキャンプのような実績豊富なプログラミングスクール卒業生だと学習した内容やポートフォリオがまとまっているので評価がしやすいです。

基礎的なITリテラシー・適性の確認

新卒採用などでも行われるように、論理的思考力や問題解決力を測る筆記試験を活用する企業もあります。代表的なものにエンジニア適性検査(CABなど)があり、プログラミング経験が浅くても論理パズルや数的推理問題への取り組みから素養を判断できます。加えて、簡易的なコーディングテストも有効です。例えば「10分程度でフィズバズ(FizzBuzz)プログラムを書かせる」ような課題は、短時間で基礎的なプログラミング力と思考プロセスを把握できます。実際に数百人規模で試した採用担当者によれば、「スクールでRailsアプリを作っていてもFizzBuzzが解けない人もおり、基礎理解の有無がはっきり分かる」といいます。オンライン面接の場合は画面共有でコードを書く様子を見せてもらうことで、環境設定や手元の操作スキルも含めたITリテラシーをチェックできます。なお、筆記試験やコーディング試験は合否ラインを明確化しすぎないこともポイントです。結果そのものよりも、問題へのアプローチや思考過程、学習ポテンシャルを見る意識で活用しましょう。

作品・ポートフォリオの提出

候補者が独学やスクールで制作した成果物があれば提出してもらいましょう。簡単なもので構いませんが、Webアプリやサイト、自作プログラムなどがあれば技術への取り組み度合いが分かります。特にプログラミングスクール出身者には卒業制作の提出を求める企業も増えています。ある企業では「未経験エンジニア応募者には必ずポートフォリオを提出してもらう」運用をしており、採用担当者は「ポテパンキャンプ卒業生は一定以上のレベルで質が高い印象」とコメントしています。どのスクール出身かで作品の特徴が異なるとも言われますが、それぞれのアウトプットから技術理解度・完成度・独自性などを評価できます。仮に未完成のものでも、どこまで試行錯誤したかを質問すれば問題解決能力や情熱を測る材料となります。

コミュニケーション力・カルチャーフィット

技術職とはいえ、チーム開発においてコミュニケーション能力や自社文化への適応力も無視できません。面接では専門知識の有無だけで判断せず、受け答えの姿勢や論理的な説明力にも注目しましょう。未経験でも自信を持って自身の学びやエピソードを語れる人は、今後伸びる可能性があります。一方で受け身な態度や他責的な発言が見られる場合、チームになじめず成長も頭打ちになる懸念があります。人柄・マインド面の見極めについては、経験者採用以上に重視する企業も多いため、複数回の面接や現場社員との座談などを通じて総合評価すると良いでしょう。

以上のような視点で選考フローを設計すれば、「将来伸びる人材」を見抜きやすくなり、ミスマッチも減らせます。採用基準そのものを下げるのではなく、判断する視点・手法を工夫してポテンシャルを最大限評価することがポイントです。例えば「実務経験○年」などの要件に縛られず、「自ら学び続ける力があるか」「チームで協調し成長できるか」といった基準を明確化しておくと、人事と現場の評価軸を統一できます。また入社後の研修やOJTの計画まで見据えて逆算で採用基準を定めると、配属後の活躍をイメージした選考が可能になります。

未経験者採用に強いエージェント・求人媒体【2025年最新】

未経験エンジニア採用を成功させるには、この分野に特化した外部サービスの力を借りるのも有効です。以下に2025年時点で評判の高い、未経験者採用に強いエージェント・求人媒体をいくつか紹介します(自社の採用方針に合ったサービス選定の参考にしてください)。

ポテパンキャンプ(Potepan Camp)

20代実務未経験者向けのプログラミング研修&転職支援サービス: 自社で3ヶ月の実践的ブートキャンプ研修を提供し、卒業生を提携企業へ紹介しているのが特徴です。受講者は16個の開発課題をこなし現場レベルのスキルを習得するため、企業側は「研修終了直後からプロジェクト配属できる即戦力人材」を採用できます。卒業生のポートフォリオ品質も高く評価されており、急成長企業が未経験採用の一環でポテパン卒業生を多数受け入れるケースも出ています。エンジニア教育+職業紹介をセットで行うモデルとして、未経験採用市場で存在感を高めています。他にも即戦力エンジニアの紹介も行っており、エンジニア採用における全体的なサポートが可能です。

〜採用企業事例インタビュー〜

卒業生も登場!DX急成長企業「アルサーガパートナーズ株式会社」卒業生採用企業インタビュー

「GMOメディア株式会社」卒業生採用企業インタビュー

未経験エンジニアの楽園?ポテパンキャンプ卒業生も満足する株式会社Vitalizeの魅力

ウズカレIT(UZUZ Career Center IT)

未経験からエンジニア転職を支援するエージェントサービス: 新卒・第二新卒の就職支援で定評あるUZUZ社が運営する、ITエンジニア志望者向けの転職エージェントです。エンジニア未経験者を主対象としており、個別研修プログラムやキャリアカウンセリングを通じて企業と求職者のマッチング精度を高めています。大手企業への内定実績も豊富で、入社後の定着率95.7%という高い実績を誇ります。手厚いフォローにより「ミスマッチが少ない未経験採用」を実現しており、安心して任せられるサービスです。

ワークポート(Workport)

IT業界に強い転職エージェント(無料エンジニアスクール併設): 求人数・紹介実績ともに豊富な総合型エージェントですが、特にIT・ゲーム業界の転職支援で20年超の実績があります。特徴的なのは自社で「みんスク」という未経験向けエンジニア養成スクールを無料運営している点です。受講生にプログラミング基礎研修を施しつつ、並行して求人紹介を行うため、企業は基礎知識を身につけたポテンシャル人材と効率良く出会えます。未経験OK求人も多数取り扱っており、ITエンジニア転職希望者の約8割が20~30代前半と若手中心。地方含め全国対応可能で、幅広い企業の未経験採用ニーズに応えています。

ネットビジョンアカデミー

インフラエンジニア特化型:未経験者向けITスクール&就職支援: インフラ・ネットワークエンジニア志望の未経験19~32歳を対象に、CCNA取得を目指す実践講座と就職サポートを提供しています。受講料は無料(就職先企業から紹介手数料を得るモデル)で、未経験からの就職成功率98%という実績を持ちます。通信インフラ系の人材が欲しい企業にとって、基礎知識を備えた若手を獲得できるルートとして注目されています。同様に「はじめてのエンジニア」など平均1ヶ月程度の短期学習でITエンジニアデビューを支援するサービスもあり、分野別・年代別に様々な特化サービスが登場しています。

その他の主要サービス

上記以外にも、マイナビジョブ20’s(20代第二新卒特化で未経験OK求人が約8割)、マイナビIT AGENT(IT・Web専門の転職エージェント、若手登録者多数)、レバテックカレッジ(レバテック社の未経験エンジニア育成・紹介サービス)等、未経験人材に強いサービスは数多く存在します。社内SE特化の「社内SE転職ナビ」や、ゲーム業界専門の「G-JOBエージェント」など業界特化型もあります。自社の求める人材像や業務領域にマッチしたエージェント・媒体を選び、担当者と連携して採用活動を進めることが大切です。

各サービスによって候補者層やサポート内容、費用体系が異なるため、事前に資料請求したり打ち合わせを行って特徴を把握しましょう。未経験エンジニア採用に実績豊富なエージェントは、求人票の書き方改善や選考プロセスのアドバイスも行ってくれるので心強いパートナーになります。また、ポテパンキャンプでは即戦力エンジニアの紹介も行っており、インタビューやイベントなど実施しエンジニア採用全体を強化できる様なサポートを受けられます。

採用コストの相場観:紹介手数料・求人掲載費用の比較

最後に、未経験エンジニア採用にかかる主なコスト(採用手法別費用感)について押さえておきます。人材獲得競争が激しいIT業界では採用単価が上昇傾向にありますが、各手法の費用対効果を理解し戦略的に予算配分することが重要です。

人材紹介(エージェント)利用時の費用

基本的に完全成功報酬型で、採用に至った場合のみ費用が発生します。相場は前述の通り「採用人材の初年度年収×30~35%」程度です(例:年収400万円なら120~140万円)。近年は高度人材の獲得難から40%近いフィーを提示するエージェントもありますが、未経験層であれば30%台前半が目安でしょう。万一早期退職した場合の返金規定(入社○ヶ月以内は手数料○%返還等)も契約時に確認すべきポイントです。エージェント利用は一見高額ですが、不採用時は無料で多くの候補者と接触できるメリットがあります。採用確度が読めない未経験ポテンシャル層こそ、成功報酬型でリスクなくチャレンジする価値があります。

求人サイト掲載費用

自社で求人メディアに広告を出す場合、掲載プランに応じた固定費が発生します。大手転職サイトでは掲載期間(通常2~4週間)や掲載枠の大きさにより1件あたり20万~100万円前後の料金設定が一般的です。IT特化型の求人サイト(例:GreenやForkwellなど)の場合、もう少し低価格なプラン(月数万円~)や成功報酬型プラン(入社決定時に数十万円)も用意されています。自社に知名度がなく応募集客に不安がある場合は、有料オプションで広告露出を増やすことも検討しましょう。求人広告は掲載すれば必ず応募が来るとは限らず、職務内容や求める人物像の表現次第で成果が大きく変わります。費用対効果を高めるためにも、魅力的な求人票作成や定期的な情報更新を行い、応募者の目に留まる工夫が必要です。

ダイレクトリクルーティングの費用

最近増えているダイレクトリクルーティング(スカウト型採用)サービスでは、月額課金+成功報酬のハイブリッド型料金が一般的です。例えばWantedlyなどは利用プランによりますが月額10~30万円程度で一定数のスカウト送信や候補者データベース閲覧が可能です。加えて採用決定1名あたり数十万円(30~60万円程度)の成果報酬が発生するケースが多く、年収の〇%といったエージェント手数料に比べると1人あたりの採用コストを抑えやすい傾向にあります。ただし自社でスカウト文面作成や候補者対応を行う手間はかかるため、専任担当の工数も考慮しましょう。未経験層は転職サイトに登録していない場合も多く、SNSやブログ経由でアプローチするダイレクト型は有効ですが、工数と費用のバランスを鑑みた運用設計が重要です。

ポテパンキャンプ卒業生紹介の費用

成果報酬の固定制で80万円からご紹介が可能です。短期離職した場合の払い戻し規約もありますが、実績としてほとんど発生していないほど短期離職がございません。難しい研修をやり切った方のみご紹介しているため、適性が高い方が多くなっております。インタビューやイベントも多く実施しているためより候補者が集まる仕組みがあります。定期的に多数の方をご紹介できますのでぜひご利用くださいませ。

その他の採用手法コスト

リファラル採用(社員紹介)は成功時に支払う紹介奨励金(一般的に1件数万円~)や社内イベント費用程度で済みます。合同説明会・就職フェア参加は出展料・ブース準備費用等で数十万~数百万円規模のコストが発生します。新卒紹介サービスを利用する場合は1名内定あたり数万円~十数万円の送客料が相場です。自社開催のインターンやハッカソンは企画運営コストがかかりますが、自社にマッチする人材と早期接点を持てるメリットがあります。予算に応じてこれら手法も組み合わせることで、未経験人材との出会いの母数を増やせるでしょう。

まとめ

未経験エンジニア採用は、市場環境の変化に伴い今後さらに重要度を増すと考えられます。経験者不足を補い将来のエース人材を発掘するチャンスとして、各社が積極的にポテンシャル採用へ舵を切っています。成功のポイントは「適切なチャネルで母集団を形成し、ポテンシャルを見極める選考を行い、入社後も育成できる体制を整える」ことに他なりません。本記事で紹介した最新動向や施策を参考に、自社に合った未経験エンジニア採用戦略を検討してみてください。人材育成に投資した分は将来の事業成長となって返ってくるはずです。競争激化の今だからこそ、未来のエンジニアを自ら育てる攻めの採用で、一歩先行く人材確保を目指しましょう。

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